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ホームページ 維持費の相場はどれくらい?節約方法も大公開!

ホームページ 維持費の相場はどれくらい?節約方法も大公開!

Shaer
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公開日:2023-09-12
最終更新日:2023-09-26

ホームページ維持費の相場はどれくらい?安く済ませる方法はある?ホームページの維持費について気になることは多いでしょう。

この記事では、維持費の基本情報や節約術を解説しています。

知りたい情報がきっと見つかります。また、具体的な維持費の内訳やサービスの選び方も紹介しているため、自社で運営するか外注するかを検討する際にも役立ちます。この記事を読めば、限られた予算内で効果的なホームページ運営が可能となり、仕事でも成果をあげられるでしょう。

ぜひ最後までお読みいただき、ホームページ維持費の節約術を身につけてください。

ホームページ 維持費の基本情報と相場

ホームページの維持費は、一般的に月額や年間単位で発生し、その費用の相場を把握するこで適切な予算を組むことが可能です。
まずはホームページ維持費の基本情報や相場について解説するため、しっかり理解しましょう。

ホームページ維持費の主な要素

ホームページ維持費の主な要素には、下記が含まれます。

  • サーバー費用
  • ドメイン取得/更新費用
  • 保守・管理費
  • 更新費用
  • SEO対策費

これらの要素は業界やホームページの目的により、必要性や費用が異なることがあります。

サーバー費用

サーバー費用は、ホームページを公開・維持するためには必ず発生する費用となります。

ホームページのデータを保存・表示するためのレンタルサーバーの料金で、ホスティング会社(レンタルサーバーを提供している会社)や使用するサーバーのタイプ、契約プランによって異なります。

基本的には必ず固定で発生する費用となりますが、レンタル費用だけでなく、安定性やセキュリティ面なども十分に考慮して選ぶ必要があります。

ドメイン取得/更新費用

ドメイン料は、インターネット上でホームページを特定するための独自ドメイン(例:example.com)を取得・維持するための費用です。

ドメイン取得費用や更新費用は、「.com」や「.net」、「.jp」など、ドメインの種類によって異なりますが、概ね1年で1,000円~10,000円が目安です。

また、取得時の費用だけでなく、継続して利用するためには更新費用が発生します。更新費用は契約期間により多少異なりますが、基本的には1年~3年ごとに発生する費用となり、サーバー費用と同じようにホームーページを公開・維持するために必ず発生する費用となります。

保守・管理費

保守・管理費は、運用中のホームページを維持・管理するための費用で、制作会社等にホームページの維持・管理を依頼する場合に発生する費用です。
セキュリティ対策やバックアップ、万が一の際のトラブル対応。また、WordPressなどのCMSツールの場合は、ツールやプラグインなどアップデート作業などの対応が含まれます。

この費用に関しては、自社で適切な管理・運営ができる体制が整っている場合は必ずしも必要というわけではありませんが、適切な維持・管理に不安がある場合は検討したほうが良い費用と言えます。

更新費用

更新費用は、ホームページのコンテンツやデザインを更新する際に発生する費用です。
こちらも、自社で対応できる場合は外注コストとして発生しませんが、自社内にホームページの更新作業ができる人材がいない場合には制作会社等に作業を依頼することになるため発生する費用となります。また、一口に「更新作業」と言っても、その作業内容によってかかる費用も変わってきます。

なお、制作会社によっては保守・管理契約がある場合には割引を設定している場合もありますので、保守・管理の契約をする際に確認しておくと良いでしょう。

SEO対策費

SEO対策費は、検索エンジンのアクセス数を増やすため、対策を実施・維持するための費用で、外部コンサルティングを利用する場合や自社での運営によっても変わります。
当然、完全に自社で行なう場合は外注費として発生することはありませんが、知識やスキルが必要となるため、社内に適切な知識・スキルを持った担当者がいない場合は、制作会社やSEO業者に相談した方が無難です。

ただし、制作会社やSEO業者にはしっかりとコンサルティングしながら進めてくれる会社もあれば、そうでない会社もあります。業者選びに失敗すると、お金だけがかかってまったく効果が出ないということにもなりかねないので、業者選びには注意も必要です。

以上がホームページを維持していく上で発生する費用です。これらの費用は具体的な相場がバラバラであり、また最低限必要な要素も異なるため、ホームページ維持費には一概に決まった金額がありません。しかし、上記の要素を把握しながら適切な費用を検討することが重要です。

サーバー費用とドメイン代の違い

サーバー費用はホームページのデータを保存・表示するために必要で、レンタルサーバー会社と契約することで利用できます。一方、ドメイン代はインターネット上でホームページを特定するためのアドレスであり、継続的な認証や管理が必要です。

サーバー費用とドメイン代は別々に発生する費用であり、それぞれの相場や契約内容によってコストが異なります。

Web制作会社の費用相場と選び方

Web制作会社の費用相場は、依頼する制作内容や制作の仕方によって大きく異なります。

選び方のポイントとして、自社の予算や要件に適した業者を見つけることが重要です。ついつい予算だけを重視してしまいがちですが、制作目的に対する要件を満たせることも大切です。また、制作会社の実績や口コミを参考にし、適切なサポートやサービスを提供してくれるかどうかを検討しましょう。

制作費用以外にも、維持・運用にかかる費用やアフターサポートの充実度も重要な選定基準です。

自社運営と外注運営によっても維持費は異なる?

ホームページの維持・運営には、自社運営と外注運営という2つの方法があり、それぞれのメリット・デメリットが存在します。この記事では、自社運営と外注運営の違いやどのような状況でどちらを選ぶべきかについて解説します。

自社運営と外注運営の維持費の違い

自社運営と外注運営では、維持費に大きな違いがあります。理由として、自社運営の場合、サイト制作やサーバー費用、ドメイン取得、SSL証明書の取得などの基本的な費用以外に、社内での作業時間や人件費を考慮する必要があるためです。

一方、外注運営の場合は、制作会社やコンサルティング会社に依頼するため、契約プランに含まれる料金や追加料金でコストが決まります。

具体例を見ると、自社運営では、サーバー費用とドメイン取得が年間1万円~3万円程かかりますが、外注運営では、月額レンタルプランの費用が月3,000円~2万円程になります。これに加えて、SEO対策やウェブマーケティングの運用費も考慮すると、外注運営は一般的に自社運営よりも高いことが多いです。

しかし、どちらの方法が適切か?は、企業ごとに異なります。
自社での運営が可能であれば、コスト削減が期待できますが、外注運営の場合は専門的な知識やサポートが利用できるので、効果的な運用が期待できます。

それでは、自社運営と外注運営で、それぞれどのようやメリットやデメリットがあるのかについても解説しておきます。

自社運営のメリットとデメリット

外注コストがかからない分、自社運営の方が割安に感じるかもしれませんが、自社運営にはメリットとデメリットが存在します。
まず、メリットは以下の通りです。

  • コスト削減: 外注費を抑えられる
  • コンテンツのコントロール: 自社で運営するため、更新や改善が柔軟に行える
  • 知識の蓄積: 自社スタッフが運営することで、ウェブマーケティングやSEO対策のノウハウが蓄積される

反対にデメリットは以下の通りです。

  • 時間と人材のコスト: 人件費が発生する。自社で運営するため、他業務に支障をきたすことがある
  • 専門的な知識が不足: 専門家の意見やアドバイスが受けられない
  • 成果が出にくい: 自社運営では、効果的なマーケティングやSEO対策が実施できない場合がある。

外注運営のメリットとデメリット

外注運営も、自社運営と同様に、メリットとデメリットが存在します。以下にそれぞれを示します。

メリット:

  • 専門的な知識を活用: 外部の専門家に依頼することで、効果的な運用が期待できる
  • 時間と人材の節約: 社内のリソースを他業務に振り分けることができる
  • 継続的なサポート: 契約期間中にサポートが受けられる

デメリット:

  • 費用がかかる: 一定の費用が発生し、予算によっては厳しい場合がある
  • 独自性が失われる: 外部会社が運営するため、自社の特色が失われやすい
  • コミュニケーションコスト: 外部会社とのコミュニケーションが円滑でないと、成果が出にくい。

SEO対策やマーケティングの維持費

それぞれの運営方法には一長一短がありますが、どちらの方法でも避けられないことがSEO対策やマーケティングの維持費です。
これらの費用は月額1万円〜10万円程が相場であり、企業の規模やニーズによって変動します。専門的な知識をもつスタッフが社内におらず、結果が重視される場合には、外注運営が適切かもしれません。一方、コスト削減が重要であり、独自性を保ちたい場合には、自社運営が適しているでしょう。

SEO対策の費用と効果

SEO対策はホームページを検索エンジンで上位表示させるために欠かせない施策であり、適切に行うことで集客や売上を向上させることができます。
費用は、対応する業者やサービスの選択によって異なりますが、相場としては月額数万円程度が一般的ですが、場合によっては数十万円のコストがかかることもあります。SEO対策費用には複数の要素が含まれており、具体的には以下の通りです。

  • キーワード選定や戦略立案
  • オンページSEO対策(コンテンツ改善、メタタグ設定など)
  • オフページSEO対策(外部リンク獲得、SNS活用など)

SEOの効果は、適切な対策を行うことでアクセス数が増加し、集客アップによる売上向上が期待できます。ただし、短期間での効果は見込めず、中長期的な視点で運用管理を行うことが重要です。

マーケティング施策にかかる費用

マーケティング施策にはさまざまな種類があり、それぞれにかかる費用も異なります。主に、広告費やコンサルティング料金、ツールなどの利用費用などが考えられます。具体的には以下の要素が含まれます。

  • インターネット広告(Google広告、SNS広告など)
  • コンテンツマーケティング(ブログやSNSの更新、動画制作など)
  • メールマーケティング(メール配信ツールの利用費用)
  • Web分析ツールの利用費用(アクセス解析や効果測定)

費用節約の方法として、企業の規模や予算に応じてマーケティング施策を選択し、自社で運用できる範囲内の対策を行うことが重要です。また、専門家に依頼することで効果的な施策が見込める場合もあります。

ホームページ維持費の節約術

ホームページ維持費は企業にとって重要な経費であり、効果的な節約策を取り入れることで運用コストを抑えることが可能です。以下では、詳しく解説しています。

コスト削減できる点を見直す

ホームページ維持費を抑えるためのポイントは、サーバーやドメイン、CMSの選択や、コンテンツの更新・メンテナンス方法によって異なります。以下の点を検討することで、コスト削減が可能です。

  • サーバーやドメインの料金プランを見直し、必要なものだけに絞る
  • WordPressなどの無料CMSを利用し、運用コストを抑える
  • 自社で更新・メンテナンスが可能なシステムを導入する

サーバーやドメインの料金プランを見直す

サーバーやドメインの料金プランを見直して、必要なものだけに絞ることでコストを削減できる場合があります。

サーバーの場合は、利用しているサーバーのタイプやプランなどを見直すことで削減できるかもしれません。中小企業の一般的なコーポレートサイトであれば、基本的にはレンタルサーバーで問題無くホームページを運営できますが、VPSや専有サーバーといったタイプのサーバーの場合は、サーバーの管理自体にスキルも必要となるため、自社管理するにしても人件費等のコストが発生します。

もちろん、ホームページの運営目的によって、安定的に運営するために必要なサーバーのスペックは変わってきますが、オーバースペックになっている場合は、サーバーのタイプや、プランを見直すことでコスト削減ができます。

WordPressなどの無料CMSを利用する

WordPressでは、従来のホームページのようにHTMLやCSSといったスキルが無くても、更新や修正、コンテンツの追加などが可能なので、WordPressなどのCMSを導入することで、日常的なホームページの更新にかかる費用などの運営コストを削減することができます。

しかし、既存のホームページをWordPressに置き換える場合には、それなりのスキルも必要となるため、社内に対応できる人材がいない場合は、ウェブ制作会社等に依頼する必要があります。

参考:WordPressでホームページを作るには?事前準備~設定の流れを解説

自社で更新・メンテナンスが可能なシステムを導入する

自社で更新・メンテナンスが可能なホームページにするには、先に挙げたWordPress等のCMSを利用することが最も簡単と言えます。最近のCMSツールの多くは「ページビルダー」という機能を備えているものが多いので、直感的な操作でページのレイアウトなどを作っていくこともできますから、更新作業やメンテナンスからLPの作成まで自社内で完結することも可能です。

これらのポイントを押さえた運用方法を試すことで、効果的なコスト削減が期待できます。

月額費用がかからないホームページ制作

月額費用がかからないホームページ制作を行うためには、まず自分で制作や運用ができる知識や技術を身につけることが大切です。以下の方法を参考にしてください。

  • 無料のWebデザインツールやテンプレートを利用する
  • HTMLやCSS、WordPressなどの基本を学ぶ
  • 個人や企業向けの無料ドメインやサーバーを利用する
  • コンテンツ作成や更新、SEO対策などを自分で行う

これらの方法で制作されたサイトでは、月額費用は無料で済みますが、一定の効果を期待するためには努力や時間を投資することが重要です。

参考:ホームページ制作を自分でやるには?初心者でもわかる、準備から運用まで完全解説!

自分で更新できる環境を整える

自分でホームページの更新を行える環境を整えることは、運用コストの削減と更新頻度の向上につながります。このためには、CMS(コンテンツ管理システム)を利用することがおすすめです。CMSは、Webサイトのコンテンツを簡単に更新できるようにするツールで、WordPressなどの有名なCMS以外にも多くの種類があります。

自分で更新できる環境を整える際には、以下の点に注意してください。

CMSを選ぶ際の重要ポイント

  • 機能や使いやすさ、操作難易度
  • 価格
  • サポート体制
  • データセキュリティ
  • 継続的なメンテナンス

以上を踏まえ、自分で更新できる環境を整えることで、運営コストを抑えつつ、効果的なSEO対策や集客方法を実現できます。

ホームページ維持費を削る際の注意点

前述の内容からわかる通り、維持費を削る際には、CMSの選定やサポート体制、セキュリティ対策、メンテナンスの継続性に注意して戦略を立てることが大切です。

削ってはいけないメンテナンス費用

ホームページの維持費を削減する場合でも、削ってはいけないメンテナンス費用があります。これらは、お客様からの信頼を損なったり、アクセス数の減少や売上の低下につながる恐れがあるためです。以下に、削ってはいけないメンテナンス費用を挙げます。

  • セキュリティ対策費用: SSL証明書の取得やセキュリティ対策の更新は、お客様に安心してサイトを利用してもらうために必要です。
  • サーバー費用: 安定したサイト運営のためには、信頼性のあるサーバーを利用することが不可欠です。過剰に安価なものに切り替えると、サーバーがダウンしたり、アクセス速度が低下することがあります。
  • SEO対策費用: ホームページが検索エンジンで上位表示されるように、継続的なSEO対策を行うことが重要です。これを怠ると、集客に影響が出る可能性があります。
  • コンテンツ制作費用: 魅力的で最新の情報を提供することは、集客にとって非常に重要です。質の高いコンテンツ制作を継続させるためにも、適切な費用は確保しましょう。
  • バックアップ費用: 万が一の事態に備え、定期的なデータバックアップは重要です。これを削ることは、重要なデータを失うリスクを高めます。

上記の費用を削減する場合は、それに伴ったリスクがあることを理解しましょう。

リニューアルを予定に入れておく

リニューアルを予定に入れることは、ホームページの運営において欠かせないポイントです。リニューアルは、不具合の修正やデザインの見直し、コンテンツの充実などが含まれます。これらは、お客様のニーズや市場状況の変化に対応し続けるために不可欠な作業です。

リニューアルを予定に入れる際には、以下の点に注意してください。

  • リニューアルの目的を明確にする: 事業戦略や集客目的に沿ったリニューアルを行うため、明確な目的を設定しましょう。
  • 検討期間を設ける: ほかの業務と並行してリニューアルを検討し、適切なタイミングで実施できるようにしましょう。
  • 制作会社や外注を検討する: 自社で対応できない場合は、信頼できる制作会社や外注先に依頼しましょう。コスト管理やあとの祭りを防ぐため、運用や条件も事前に確認しておくことが大切です。

定期的にリニューアルを行うことで、ホームページが最新の状態を維持し、集客効果も高まります。

無駄な維持費を削減しよう

無駄な維持費を削減することで、ホームページ運営にかかるコストを抑えられます。ここまでの内容を参考に、適切な方法で維持費を削減し、効果的なホームページ運営を行いましょう。次のステップとして、今すぐリニューアルや維持費削減の検討を始めてください。

まとめ

このようにホームページは制作後も維持費として様々な費用が発生します。

すでに多くの方がご存知の通り、ホームページは作って公開しただけでは集客効果を望むことはできません。保守・管理だけでなく、SEOや更新作業と言った運用が必要になります。そのためには、ある程度の知識が必要というのは言うまでもありませんが、不安がある場合は制作会社に相談して保守・管理から運用について相談してみましょう。

PLUS SPIRALでは、ホームページを通じた集客アップという成果を導くために、ホームページの制作、リニューアル後も「ウェブサポートサービス」や「ウェブたん」といったアフターサービスで、中小企業や小規模事業者のホームページの維持管理と集客をサポートいたします。お気軽にお問い合わせください。

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竹口 享介
株式会社PLUS SPIRAL 代表| 2006年未経験で飛び込んだWEB業界。訳あっていきなりフリーランスでホームページ制作業として開業。2012年頃から本格的にWEBマーケティング学び、現在は中小企業や個人事業主向けにホームページ制作や集客をサポートするためのサービスを提供しています。テクニックだけに頼らない分析に基づき本質を押さえたサイト改善アドバイスを得意としています。

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