- 何を使って集客するのが一番いいですか?
- どんな方法で集客するのが一番いいですか?
経営者の集まりなどに参加すると、懇親会の席とかでよく質問されることです。
もうちょっと具体的に言うと、例えばこんな感じ。
「やっぱりFacebook広告っていいですか?」
とか
「YouTubeで動画配信すると集客できますか?」
あるいは
「ブログを書けば集客アップに繋がるんでしょうか?」
まぁ、確かにGoogleなどで「集客方法」などと検索してみると、ツールや媒体を使った集客方法から定番且つ王道的な方法まで様々な情報を得ることが可能です。
ですから、自分にはどんな方法(媒体)を使って集客するのが一番良いのか?と迷ってしまうのも無理はないのかもしれません。
でも、言ってしまうとあなたがどんな集客方法が良いのか?と迷っている時点で、既にあなたの集客プランは失敗に向けて進んでいる可能性があります。
その理由とは…
集客したいなら、最初に考えるべきことは「方法」じゃない
集客が上手く行かない! 集客できない! という人の多くが、実は最初のボタンを掛け違えていると感じます。
これはどういうことかというと、どんな方法なら集客できるか?を考えてるんですね。
つまり、方法論から入る。
どんな媒体がいい? どんな手法がいい?
という感じで、何を使えば効果的に集客できるのか? 今はどんな手法が一番いいのか?と考えるわけです。
だから、「今はFacebook広告がいいよ」という話しを聞けば、何も考えずにFacebookページを作って広告を出してみたり、「やっぱり動画は効果があるよね」という話しを聞けば、一生懸命動画を作ってみたり…。
こんな感じで、方法論やツールの使い方にフォーカスしてしまい、肝心なことを見落としてしまっているんです。その結果、いきなりボタンを掛け違える。
そして、ちょっとやってみて「うまくいかない」「効果がない」と諦めて、新しい方法を探しに。。。
そんな悪循環を繰り返している人もいるかもしれませんね。
でも、集客を成功させたいと思うなら、最初に考えるのはどんな集客方法がいいか?ということではありません。
それよりも、もっともっと大切なことがあります。
見込み客(ターゲット)は誰でどこにいるのか?
これとても大事。
集客を成功させる秘訣はこれがわかっているかどうかだと思います。
もちろん、コピーライティングのスキルだったりPPCの使い方だったりと持っていれば良いスキルはあります。もちろんこれは絶対じゃない。自分にそのスキルが無ければできる人に頼めばいいだけですから。
でも、人に頼むにしたって自分の
- 見込み客(ターゲット)は誰なのか?
- その人達はどこにいるのか?
まずはこの2つです。
これがわかっていなければ、あなたがどれだけ秀逸なセールスコピーを書けたとしても、そのメッセージが見込み客(ターゲット)に届くことはありません。届かないのだから、当然その集客施策からの反応など出るはずもありません。
集客方法や媒体を選ぶ基準
見込み客(ターゲット)は誰でその人達はどこにいる?
どんな方法で集客すればいいのかは、これさえわかってしまえば至って単純な話です。
この2つを適切に見極めていれば、重要なのはどんな方法や媒体を使えばそのターゲットに確実にリーチできるかだけなので集客方法や媒体選びでムダに迷うことはなくなります。
例えば、ターゲットが80代のおばあちゃんならFacebook広告でリーチすることは可能だろうか?
これはちょっと考えればわかるんだけど、基本的に不可能な話だとわかる。なぜなら、Facebookユーザーの大半は30~50代だからです。
単純な話だけど、見込み客(ターゲット)が誰で、その人達はどこにいるのか?というこういうことがわかっていれば方法に振り回される必要がなくなるわけです。
集客方法や媒体を選ぶ基準は、今何が流行っているのかだとか、どの媒体が発行部数が多いかじゃなくて、この方法や媒体で見込み客にリーチできるかということ基準にすればOKです。
まとめ
いかがでしょうか。
集客施策を成功させるためには、その方法やツール・媒体以前に、まずは見込み客(ターゲット)が誰で、その人達はどこにいるのか? ということにまずはフォーカスすることが大事です。
これが、最初に掛けるべきボタンです。
そして、見込み客にフォーカスしていけば、その人達の抱える悩みや欲しい未来も見えてきます。そうすれば、WEBサイトの構成もセールスコピーのライティングもどんどん最適化していくことができます。
まるでその見込み客のためにある商品であるかのように。
ビジネスは何時の時代も人対人の関わりです。これはどんなにITが進歩しても変わらないと思っています。
だからこそ、方法論だけじゃなくてあなたが幸せにしたいと思うお客さんにフォーカスすることです。
そうすれば、そのお客さんと出会える方法(つまり、集客方法や媒体)は必ず見つかります。
それではこの辺で!