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WEBサイトの直帰率を下げて成果につなげていくために改善するポイントとは
直帰率を下げろ!

WEBサイトの直帰率を下げて成果につなげていくために改善するポイントとは

Shaer
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公開日:2015-06-16
最終更新日:2015-06-16

WEBサイトの成果を高めていくために、どんなことをやればいいでしょうか?

・ボタンのデザインや配置を変えてみる?
・キャッチコピーをもう一度見直す?
・オファーを見なおしてみる?

などなど、

こういったアプローチをして改善して行くことももちろん大切なんですが、それ以前に

訪問したユーザーを帰らせないこと

つまり「直帰率を下げる」という考え方があります。

直帰率って何?という方のために直帰率を簡単に説明

ところで直帰率って何よ?
という方に簡単に説明をすると、

直帰率とはWEBサイトにアクセス数に対して、アクセスしたページから他のページを見ることなくそのまま出て行ってしまった数の割合です。

例えばアクセスが100件で次のページに行かずにホームページから出ていったアクセスがが90件なら直帰率は90%、50件なら50%ということになります。

ちなみに、直帰率の目安はWEBサイトの種類や目的によっても変わってきますが、参考までに一般的な目安はだいたいこんな感じです。

サイトタイプ別直帰率の目安

  • 小売系のサイト・・・・・20〜40%
  • コンテンツ系サイト・・・40〜60%
  • ランディングページ・・・70〜90%
    ※ここで言うランディングページとは1ページ完結のセールスレター型ページのこと
  • ブログ・・・・・・・・・70〜95%

調べてみるとこんな感じで、直帰率の目安というのは実際のところはWEBサイトのタイプや目的、ページの種類によっても変わってきます。

ですので一概に「●●%以上だからダメ」とか「◯◯%以下だからOK」ということも言えないので、あくまでも目安ということで理解してください。

とは言っても、直帰率が高く成果に結びついていないという状況は決して好ましい状況ではありません。

だから、直帰率を改善するということはホームページでの集客の成果を出していく上での重要なポイントの一つになります。

なぜなら、直帰率が高い状態では、WEBサイトにどれほどアクセスを集めても、まるで、穴の空いたバケツに頑張って水を貯めるようなものだからです。

そして、直帰率が高ければ高いほど、あなたのサイトにはそれだけ大きな穴が
開いていると言うことです。

もしもバケツの底に穴が開いていたら、そう、ご想像通りです。
「水をいっぱいに貯める」という結果(成果)を得ることは絶対にできないですよね。

それと同じで、せっかくアクセスを集めてもすぐに出て行かれてしまったら、あなたが望んでいる成果につながることはありません。

その結果、アクセスアップのためにあなたが使った時間もお金も労力もすべてムダになってしまいます。

やってみるとわかりますが、こんなに虚しいことはありません(笑)。

だから、そんなことにならないためにも、直帰率を改善するということはとっても重要なわけです。

では、具体的にどうすれば直帰率を改善できるのか?
そのための3つのポイントをお伝えいして行きたいと思いますが

その前に・・・

一口に直帰と言っても、実はそのパターン毎に種類があります。
ですので自分のサイトを悩ませている直帰がどんなパターンの直帰なのかを知って適切な対策を施していく必要があります。

その前に押さえておさえておくべきこと

この直帰率はどこでみればいいのか。

言うまでもなく、Google Analyticsなどのアクセス解析ツールで見ていくのですが、その際におさえておくべきことがあります。

それは、「ランディングページ」の直帰率を見るということです。

ここでいうランディングページとは、ホームページへのアクセスの入り口となっているページで、つまり、ユーザーが最初に訪れたページのことです。

このランディングページごとの直帰率を見ないで、サイト全体の直帰率を見てもいったいどのページに問題があるのかなどの課題を発見することはできません。

ですので、必ずランディングページごとの直帰率を見ていくようにしてください。

直帰の種類を知ってそれにあわせた対策を打つ

直帰が何かと言うのは先ほどお伝えした通りですが、一口に「直帰」と言っても、その行動パターンでいくつかの種類があります。

  1. ホームページにアクセスしたが
    求めている情報が無いと判断して直帰する
  2. ホームページにアクセスし
    求めている情報に辿りつけ満足だが直帰する

言うまでも無く、それぞれ取るべき対策は異なってきますので、まずはあなたのホームページの状況が、どのパターンに当てはまるのかを確認することが大切です。

その上で、それぞれのパターンにあった対策や改善を行っていくようにします。

1.求めている情報が無いと判断して直帰している場合

このケースはPPC広告など検索エンジンでキーワードを使った集客を行っている場合によく起こります。

基本的にはキーワードも含めたPPCなどのキャンペーンとランディングページのズレが大きな原因ですがページ内容のズレと言うより、まずは

ファーストビューでのズレが大きく影響してきます

ちなみにファーストビューとは、アクセスした瞬間に最初に目に入る物で、たとえばキャッチコピーなどです。

アクセスしたユーザーは一番最初に目に飛び込むキャッチコピーなどから、このホームページに自分にとって必要な情報があるかないか(あるいは興味)を
判断をするわけです。

また、先ほど検索エンジンでキーワードを使った集客と言いましたが、基本的にキーワードとキャッチコピー、そしてサイトの内容は密接に関連してきます。

ですから、極端な話しキャッチコピーに検索したキーワードが入っていなければ
それだけで瞬間的に「違う」と判断して離脱してしまいます。

簡単な例を出すとこんな感じです。

もしもあなたが「プリウス 中古」というキーワードで検索をしてあるWEBサイトにアクセスしたときに、最初に目に飛び込んできたのが「レクサス買うなら●●オート」というキャッチコピーだったらどうでしょうか。

きっとあなたはその瞬間に、「このサイト(お店)はちがう」と判断して離脱(直帰)しませんか?

簡単に言えばそういうことです。

ちなみにこの場合の判断基準は、「直帰率」だけを見るのではなくて「平均セッション時間」も参考にすると分かりやすいです。

直帰率が高く、平均セッション時間が極端に短い場合はこのパターンが考えられるので、まずはそのズレを改善して一致させることから始めることです。

ちなみに、PPC広告の運用を外部に委託していてクリックに対して直帰率が高い
という場合は、ありとあらゆるキーワードを1つのランディングページにあてがって結果こういうパターンにはまっている場合もありますので注意です。

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この辺りについては、
DVD「ホームページで成果を生むためのたった2つの重要なポイント」でも触れています。

興味があればご請求はこちらから

2.求めている情報に辿りつけ満足だが直帰している場合

これはすっごくもったいないパターンです。

アナリティクスで確認すると、直帰率は高いのだけれど、平均セッション時間も長くなっているというパターンです。

平均セッション時間が長いことから、ページ内容はしっかりと読んでもらえているということは予測ができますし、しっかりと読んでいることから、内容に満足していることも予測できます。

が、ユーザーをみすみすのがしてしまっているからもったいないわけです。

なのでこの場合行う対策は

  • 次に取るべきアクションを示し、行動を促してあげる

ただこれだけです。

例えば「お問い合わせはこちら」「資料請求はこちら」だったり「無料体験レッスンのお申し込み」という感じで、次にユーザーに取って欲しいアクションをきちんと案内してあげることが大切です。

実際に、「お問い合わせはこちら」と明確に示しただけで、問い合わせ数が一気に3倍以上になった事例もあります。

それでも改善できない場合は・・・

それでも成果があまり上がらず、直帰率も改善できない場合はオファーの内容やオファーの出し方を工夫してみるのも1つの方法です。

実際、どれだけキャッチコピーやコンテンツのライティングが良くてもオファーが弱かったり悪かったりするとそれだけですべてが崩れ落ちる場合もあります。

たとえば、同じ「資料請求」というオファーでも、資料請求することでどんなメリットがあり、その結果何を得ることができるのかということを明確にするだけでも、ガラッと反応が変わることもあります。

もちろん、他にも改善するときに押さえておきたい要素はあります。また、細かく言ってしまえば、実際には流入元(アクセスの元)によっても、取るべき対策は違ってきます。

ターゲットや商品によってはサイトの色・デザインのテイストを根本から見直す必要がある場合もあります。

時には、もっと根本的な部分で、そもそもターゲットはあっているのか?
そのマーケットは、本当に有効なマーケットなのか?などから見直す場合も・・・。

ですが、まずは今回お伝えしたこの2つのパターン

  1. ホームページにアクセスしたが求めている情報が無いと判断して直帰しているのか?
  2. ホームページにアクセスし求めている情報に辿りつけ満足だが直帰しているのか?

を見ていくことです。

集客サイトで基本としていることをまとめると・・・

  1. キャンペーン(キーワード・広告)とサイトの内容に一貫性を持たせる
  2. 1ページで複数のキーワードを処理しない…1コンテンツ1キーワードが基本
  3. 自分が伝えたい情報ではなく、ターゲットが求めている情報を提示

この3つです。

そのためには、ターゲットをしっかりと絞り込んで明確にしていきターゲットにあったコンテンツやオファーを用意してあげることです。

とは言え、

ターゲットを絞り込んでもどんなコンテンツを用意すればいいのかわからない。
自分にはそんなコンテンツは作れないという人も少なくないですよね。

そんな時は、ぜひこの無料レポート
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を読んでみてください。

ここに書いている4つのステップを踏むだけで、見込み客を一瞬で魅了するコンテンツ制作へのアプローチ方法がわかります。

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竹口 享介
竹口 享介
株式会社PLUS SPIRAL 代表| 2006年未経験で飛び込んだWEB業界。訳あっていきなりフリーランスでホームページ制作業として開業。2012年頃から本格的にWEBマーケティング学び、現在は中小企業や個人事業主向けにホームページ制作や集客をサポートするためのサービスを提供しています。テクニックだけに頼らない分析に基づき本質を押さえたサイト改善アドバイスを得意としています。

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