千葉県柏市のウェブマーケティングとホームページ制作の会社

ホームページとブログの違いとは。それぞれの強みを活かす使い方を理解して集客に役立てよう!
ブログvsホームページ。集客に向いているのはどっち?

ホームページとブログの違いとは。それぞれの強みを活かす使い方を理解して集客に役立てよう!

Shaer
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公開日:2019-09-30
最終更新日:2022-09-07

今の時代ビジネスの規模に関わらずほとんどの会社やお店がホームページを持っていると思いますが、最近ではブログ集客に興味・関心を持っている会社や、既に集客目的でとブログを書いている会社も多いのではないでしょうか。

そんな中で、よく聞かれるのが『ブログとホームページのどちらに力を入れたほうが集客はうまくいのか?』、『ブログとホームページのどちらが集客に向いているのか』という疑問です。

ということで、この記事ではブログとホームページの違いどちらのほうがウェブ集客に向いているのかということについて解説をしていきたいと思います。

ホームページとブログ。どちらが集客に向いているのか?

早速ですが、結論から言うとどちらのほうが集客に対して優れているということはありません。なぜなら、

ブログとホームページでは担う役割が違う

からです。

ところで、あなたがブログやホームページを運営する理由はなんですか?
会社やお店のブログやホームページであれば、ほとんどの場合、最終的な目的はそれらを活用して集客アップ・売上アップにつなげていくためですよね。

つまり、どちらも手段の一つということです。

ですから、「どっちのほうがより効果的なのか」とか「どちらのほうが良い」という考えではなく、集客アップ・売上アップにつなげるという目的を達成するために、それぞれの違いや役割を理解した上で、両方を上手に活用していくことが大切ということです。

それでは、ブログとホームページの違いやそれぞれの役割について解説していきたいと思います。

余談ですが、「ブログを書いているけど全然アクセスも集まらない」なんてケースでは、それ(目的に対する手段であるということ)を理解しないでブログを書いているケースが多いです。

ブログとホームページの違いとは?

まず、ブログとホームページの違いは何かをざっくり言うと、

  • それぞれのターゲットユーザーとそれぞれの担う役割

です。なぜなら、対象とするターゲットや役割が違えば用意するべきコンテンツも違うわけです。つまり、

  • ブログにはどのようなユーザーを集めどのようなコンテンツを提供し、そしてどのような行動をとってほしいのか?
  • ホームページにはどのようなユーザーを集めどのようなコンテンツを提供し、そしてどのような行動をとってほしいのか?

ということになります。

では、ブログとホームページのそれぞれのターゲットユーザーや担う役割について解説していきたいと思います。

ブログのターゲットユーザーと担う役割とは?

ブログでのターゲットユーザー

ブログでのターゲットユーザーは

  • 自分の悩みや欲求はわかっているが、その解決策を探している
  • 解決策となる商品やサービスについてはある程度絞り込んできているが、まだ踏み出せずに様々な情報を探している

という段階のユーザーが主なターゲットです。
この段階にいるユーザーは、悩みや問題の解決策として、まだあなたの商品やサービスの存在を知らない(辿り着いていない)。もっというと、あなたの業種・業界で提供している商品やサービスで自分のその悩みが解決できるということをまだ知らないという段階にいます。

当然、商品やサービスの存在を知らないわけですから、「商品名+◯◯」というキーワードで検索する可能性は低ですし、同じように「業種+◯◯」というキーワードで検索する可能性も低いということが言えます。なぜなら、しつこいようですが知らないからです。

ブログではこういった段階にいるユーザーがターゲットとになってきます。

この段階にいるユーザーが検索をする場合に多く用いるのが「知りたい系キーワード」になります。

知りたい系キーワードとは?

わかりやすい例を挙げるとしたら、「腰痛 改善 体操」や「エアコン 水漏れ 原因」などです。これらのキーワードからは「腰痛 改善 体操」ならそのユーザーは腰痛の痛みを改善するための体操のやり方を探しているというニーズがあることがわかりますし、「エアコン 水漏れ 修理」ならエアコンから水漏れが起きてしまった原因を知りたいというニーズがあるということがわかると思います。

ちなみに、ここまでわかってくると、ブログにどんな役割をもたせればよいのかも理解しやすくなると思います。

ブログの役割とは?

それでは、ブログの役割について説明していきます。ブログの役割は、

  • ウェブ上の入り口として見込み客になり得るアクセスを集める役割

ということになります。

ウェブ上の入り口とは何かというと検索エンジンのことです。
また、見込み客になり得るアクセスとは、言うまでもなく将来あなたの商品/サービスを購入する可能性があるユーザーのアクセスということです。

ブログに入り口としての役割をもたせるためには、ターゲットユーザーがキーワードを入力して検索したときに、そのキーワードの検索結果の上位にブログ記事を表示するようにしていかなければならないということです。

そうすることにより、一つひとつの記事がウェブ上での入り口となりアクセスを集める役割をもたせるということです。

この役割をしっかりと果たしてもらうためには、ターゲットユーザーの選定とブログの書き方がとても重要になります。
思い付きだったり自分が書きたいことを一方的に書くのではなく、面倒でもしっかりとターゲットユーザーを定め、キーワード調査をして、先程の「ブログでのターゲットユーザーとは」で説明させてもらったようなキーワード選定でブログ記事(コンテンツ)を書いてくことです。

ブログで必要なコンテンツとは

ブログではどのようなコンテンツが必要かは明確で、「ユーザーの疑問や問題を解消するための手助けになるコンテンツであること」です。

「ユーザーの疑問や問題」ということですが、どうすればそれがわかるのかと言うと、そしてユーザーの抱えている問題や解決したい疑問は検索キーワードです。

  • キーワードはユーザーからの質問
  • ブログコンテンツはその質問への回答

ということになりますから、その質問に回答するコンテンツ=ユーザーの疑問や問題を解消するための手助けになるコンテンツということです。

この検索キーワード、つまり「質問」に対して、質の高い回答やアドバイスをコンテンツとして用意することができれば、検索エンジンからの評価も高くなりますし、何よりもユーザーの満足度も上がりよりアクセスを集めやすい状態になっていきます。

よく、企業ブログというと会社やお店の活動や社長やスタッフの様子を伝える、いわゆる「社長ブログ」や「スタッフブログ」を書けばいいと思っている人も多いのですが、ブログを書くことの目的が集客ということなら、そのブログの書き方ではアクセスを集めることはまず無理です。

次にホームページについて見ていきたいと思います。

ホームページでのターゲットユーザーと担う役割とは?

ホームページでのターゲット

ホームページでのターゲットユーザーは

  • ある程度購買意欲が高まっていて、「どこから購入するか」を選定している。
  • どんな商品やサービスが自分の悩みや問題を解決してくれるのかを把握していて、比較なども含めてより詳しい情報を集めている

という段階のユーザーが主なターゲットです。
この段階にいるユーザーは、わかりやすく言えば買うために必要な情報を探しているわけです。

すでに、商品やサービスには辿り着いているわけですから、「商品名+◯◯」というキーワードや「業種+◯◯」というように、より具体的なキーワードで検索をして必要な情報を探しているわけです。

ホームページではこういった段階にいるユーザーがターゲットとになってきます。

ホームページの役割とは?

ブログでターゲットとするユーザーと比較すると、遥かに見込み度の高いユーザーということのいなります。
一言でいうと、こういったユーザに対して、「お問い合わせ」や「予約」、「注文」などの行動をとってもらうことがホームページの担う役割ということです。

つまり、ユーザーの背中を押して次の行動につなげることが、ホームページの役割になります。ですので、その役割を担うために必要なコンテンツを用意することが大切になります。

ホームページで必要なコンテンツとは?

先程も言ったように、ホームページが担う役割は「次の行動につなげる」ことにあります。そのためにはどのような情報を届けることが必要か?を考えてコンテンツを用意していかなければなりません。

一般的に最低限必要なコンテンツは次の4つ

  • 商品・サービス案内のコンテンツ
  • 会社(店舗)案内のコンテンツ
  • 事例など実績がわかるコンテンツ
  • お客様の声など購入者や利用者の感想がわかるコンテンツ

などになります。とはいっても、単純に商品案内のページや会社概要など会社案内ページを作れば良いというわけではありません。

やはり、それぞれのコンテンツごとに「役割」があります。
個人的には、商品・サービス案内のコンテンツは見せ方・伝え方一つで、その先にあるビジネス上の目的に対する到達度に影響を与えてくると考えています。

ですから、単に商品案内やパンフレットをそのまま転記したようなページではなくターゲットユーザーに合わせて「何をどのように伝えていくか」ということをしっかりと組み立てて行く必要があります。

もちろん、それ以外のページも「お客さんが次の行動を起こすための障壁は何か」ということを把握して、それらを可能な限り取り除くことができるようにコンテンツを作っていくと良いです。

例えば、施工事例のコンテンツなども、単純にBefore/Afterの写真だけでなく、その間にあるストーリーが見えることで、より安心感や信頼感が伝わりやすくなります。

参考:ホームページの作り方−トップページの役割と基本的な構成要素とは?

まとめ:ブログとホームページの違い。 WEB集客に向いているのはどっち?

ここまで、駆け足気味にブログとホームページ違いについて解説させていただきましたがいかがでしたか?

大切なのは、ブログとホームページのどちらの方が優れているということではなく、集客アップ・売上アップ、そして利益アップと言うビジネスの目的に向けて、それぞれをどのように使って行くのかということです。

その目的を達成するために、ブログ・ホームページをそれぞれどのように使っていくのか?ということが大切ということです。

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竹口 享介
竹口 享介
株式会社PLUS SPIRAL 代表| 2006年未経験で飛び込んだWEB業界。訳あっていきなりフリーランスでホームページ制作業として開業。2012年頃から本格的にWEBマーケティング学び、現在は中小企業や個人事業主向けにホームページ制作や集客をサポートするためのサービスを提供しています。テクニックだけに頼らない分析に基づき本質を押さえたサイト改善アドバイスを得意としています。

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